TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 来週の米大統領選挙を控えヘッジ売り。ソニーが反落し、武田が安い。アドバンテストとファナックは上方修正を好感
速報・市況2020年10月30日

☆[概況/前引け] 来週の米大統領選挙を控えヘッジ売り。ソニーが反落し、武田が安い。アドバンテストとファナックは上方修正を好感

前引けの日経平均は23,146.37円の185.57円安、TOPIXは1,590.22ポイントの20.71ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は336、値下がり銘柄数は1,779。出来高は5億2,042万株、売買代金は1兆781億円。
日経平均は5日続落の状況。11月3日の米国大統領選挙は決着が付くまで日数を要することや両候補が勝利宣言を出し混乱すると警戒されているため、東証ではヘッジ売りが出た。
ソニーが反落し、日本電産も売られ、武田薬品は7~9月期の決算がやや軟調だったことで安い。オリエンタルランドは赤字がアナリスト予想よりも大きかったことで売られた。
アンリツは第2四半期の計測器事業の受注が第1四半期比24%減で調整した。
一方、アドバンテストとファナックは業績上方修正が好感され、島忠はニトリによるTOB発表でDCMとの株式争奪戦が期待され高い。
サンケン電気(6707)は米国半導体子会社のアレグロ・マイクロシステムズが29日にNASDAQに上場し、時価総額は一時、サンケン電気の5倍に達したと報じられたため、含み益拡大で急騰した。
業種別下落率上位は医薬品、証券、その他製品、ノンバンク、紙パルプで、上昇業種はなし。

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