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速報・市況2019年6月27日

☆[概況/前引け] 米中首脳会議の開催日時が発表され、協議進展期待で上げ幅拡大

前引けの日経平均は21,262.10円の175.51円高、TOPIXは1,548.44ポイントの14.10ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,548、値下がり銘柄数は509。出来高は6億567万株、売買代金は9,019億円。
序盤は小反発で始まったが、米中首脳会議が29日午前11時半に実施と発表されたため、協議進展期待が託され、上げ幅を拡大した。
任天堂(7974)とZOZOは、SMBC日興証券が秋の日経平均の定期入替で採用候補に挙げたことで買われ、DMG森精機は千代田化工建設の代わりに日経平均に補充されるという予想で関心を集めた。
米国半導体株高を受けて、東京エレクトロンが続伸し、ジャパンディスプレイは米アップルが出資するという観測報道で急騰した。
日本鋳鉄管は水道管工事現場での作業負荷を軽減する「推力伝達バンド」で2日連続ストップ高。
その他、FUJIやCKD、ユニオンツールといった機械株が高い。
一方、大阪ガスや大日本住友製薬、ニチレイなどのディフェンシブ株が売られ、神戸物産は月次の増益率が鈍化したことで利食い売りに押された。
業種別上昇率上位は機械、海運、石油、ガラス土石、証券で、下落は電力ガス、医薬品、水産農林、食品。

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