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速報・市況2019年7月18日

☆[概況/前引け] 貿易摩擦による企業業績への悪影響が警戒され、全面安

前引けの日経平均は21,126.12円の343.06円安、TOPIXは1,541.10ポイントの26.31ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は99、値下がり銘柄数は2,009。出来高は5億4,956万株、売買代金は9,114億円。
米国で鉄道貨物大手のCSXが業績予想を下方修正したことを受けて、米中貿易摩擦が企業業績に与える影響に対して警戒感が強まり、米国株が続落となった。上海株も売られたことも重石となり、東証は全面安で、日経平均は下値模索となった。
ソニーやソフトバンクグループが売られ、4割減益観測報道のキヤノンも安い。
NY原油先物3日続落を受けて、石油関連株が軟調となり、日本の貿易統計の前年割れ継続で、内外トランスライン(9384)や中央倉庫といった倉庫運輸株も売られた。海運株も調整。
その他、人材サービスのパソナグループが下落率上位。
一方、曙ブレーキは企業再生ファンドから出資受け入れの方針を報じられ、急騰した。
学情は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が、「Re就活」の高い成長を予想し、新規に「Buy」と発表したことで高い。
業種別下落率上位は石油、鉱業、倉庫運輸、繊維、海運で、上昇業種はなし。

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