TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 26,700円の水準では上値抑制。ソニーと日産が買われ、空運や鉄鋼も高い。一方、トヨタは小幅安で電鉄が安い
速報・市況2020年11月25日

☆[概況/前引け] 26,700円の水準では上値抑制。ソニーと日産が買われ、空運や鉄鋼も高い。一方、トヨタは小幅安で電鉄が安い

前引けの日経平均は26,581.98円の416.39円高、TOPIXは1,782.72ポイントの20.32ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,290、値下がり銘柄数は787。出来高は7億6,602万株、売買代金は1兆5,333億円。
昨日のNYダウが初の3万ドル乗せとなり、東証も幅広い銘柄が上昇し、日経平均は一時26,706円(540円高)まで上昇したが、26,700円の水準では上値が抑制された。
ソニーは傘下のアニプレックスが東宝と製作した映画「鬼滅の刃」の興行収入が259億円を超え、歴代3位となったことも支援要因となり、売買代金トップで買われた。
日産自動車(7201)は小型車「ノート」の新モデルを発表し、今後はハイブリッド車タイプ専用とし、通常のガソリン車は設けないことを表明したことを受けて、上昇した。
フランスが今週土曜日からロックダウンを徐々に緩和する方針により、リスク選好ムードが高まり、日本航空とANAも高い。
日本製鉄は室蘭と君津の2高炉が再稼働したことで買われた。
古河電池が大幅続伸となり、明電舎も電動車駆動システムを手掛けていることで急騰した。
一方、米電気自動車メーカーのテスラが長距離走行が可能な電気自動車の開発に取り組むことが警戒され、トヨタは小幅安となった。
JR東海は反落し、西松屋チェーンは月次売上高の伸び率鈍化で売られた。
業種別上昇率上位は海運、鉱業、鉄鋼、非鉄、空運で、下落業種は電力ガス、紙パルプ、陸運、食品。

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