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速報・市況2020年4月7日

☆[概況/前引け] NYダウ先物が小幅安となり、日経平均は上げ幅縮小

前引けの日経平均は18,803.53円の232.23円高、TOPIXは1,392.99ポイントの16.69ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,566、値下がり銘柄数は551。出来高は8億2,085万株、売買代金は1兆3,708億円。
欧米で新型コロナウイルスによる死者が減少し始めたことが好感され、日経平均は続伸となったが、19,000円を超える水準では上値が抑制された。
そして、新型コロナウイルスの治療薬を巡り、米国政権内で対立が起きていることが影響し、NYダウ先物が時間外取引で小幅安となったため、日経平均は前引けにかけて上げ幅を縮めた。
ソフトバンクグループや東京エレクトロン、アドバンテストが高く、感染拡大で打撃を受けていた、スポーツクラブとホテル運営の東祥(8920)や製造業派遣のUTグループ、チケット販売のぴあ(4337)などの切り返しも目立った。
その他、感染症対策製品の日本エアーテックは大幅続伸。
また、プレサンスはオープンハウスとの資本業務提携を発表し、ストップ高買い気配となった。
一方、新型コロナウイルス治療薬関連の富士フイルムとデンカは利食い売りに押され、テレワーク関連のブイキューブは信用取引の規制強化で反落した。巣ごもり消費で買われたゲーム関連も一服となった。
商船三井と日本海運は戻り売りに押された。
業種別上昇率上位はサービス、ノンバンク、ゴム、ガラス土石、建設で、下落率上位は海運、鉱業、紙パルプ、繊維、水産農林。

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