TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 一時2万7,000円割れ。ウクライナ情勢で米国防総省が派兵準備を発表し米ロの軍事的緊張感が高まった
速報・市況2022年1月25日

☆[概況/大引け] 一時2万7,000円割れ。ウクライナ情勢で米国防総省が派兵準備を発表し米ロの軍事的緊張感が高まった

大引けの日経平均は457円安の2万7,131円、TOPIXは33ポイント安の1,896ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は290、値下がり銘柄数は1,832。出来高は13億2,031万株、売買代金は3兆1,569億円。
ロシア軍がウクライナ国境に集結する中、米国防総省は24日、米兵8,500人が東欧派遣に備え警戒態勢に入っていると明らかにした。
米ロの軍事的緊張感が高まったため、日経平均は一時2万7,000円を下回った。
ほぼ全面安となり、レーザーテックやソフトバンクグループ、日本郵船を始めとした海運や米国関連のリクルートが売られた。その他、メガバンクが売られ、高PER銘柄のSHIFTやSansanも安い。
日本電産は永守会長が関社長に失望感と報じられ下落した。
楽天グループは楽天証券の投信ポイント付与変更を嫌気。
日本M&Aセンターは決算発表延期で急落。
一方、KDDIは堅調で、キヤノンが続伸。
日野自動車(7205)はUBS証券が投資判断を「Sell」→「Buy」に引き上げたことで上昇した。インドネシアで販売のボトルネックとなっていたファイナンス・ローンが昨年7~9月より前年同期比プラス転換となり、販売拡大となっていることを評価している。
業種別下落率上位は海運、サービス、ノンバンク、機械、精密で、上昇は電力ガス、食品。(W)

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