TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 一時2万7,000円割れ。値がさハイテク株が売られ、シスメックスが急落。資源関連が買われ、不動産株の一角も上昇
速報・市況2022年2月14日

☆[概況/大引け] 一時2万7,000円割れ。値がさハイテク株が売られ、シスメックスが急落。資源関連が買われ、不動産株の一角も上昇

大引けの日経平均は616円安の2万7,079円、TOPIXは31ポイント安の1,930ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は507、値下がり銘柄数は1,606。出来高は13億7,981万株、売買代金は3兆1,992億円。
日本の連休中の米国で、サリバン大統領補佐官が北京五輪期間中でもロシアによるウクライナへの侵攻は起こりうると述べたことや、ゴールドマン・サックスが今年の米国利上げ回数予想を5回から7回に引き上げた。
休み明けの日経平均は一時2万7,000円割れとなり、レーザーテックやトヨタ、ソフトバンクグループ、村田製作所やキーエンスが売られた。
その他、米国でグッドイヤーが急落した影響で、ブリヂストンの下げも目立った。
医療検査機器のシスメックス(6869)は、中国で国産優遇施策の影響が継続しているため、中国での検査機器の減収幅が拡大したことで急落した。
一方、INPEXや住友鉱山などの資源関連が買われ、インフレ期待に連動する傾向のある不動産株への物色も垣間見えた。
「ドン・キホーテ」を運営しているパンパシフィックHDは10~12月期が増益回復となり急騰した。
業種別下落率上位はゴム、精密、電機、機械、輸送用機器で、上昇率上位は鉱業、石油、不動産、建設、電力ガス。(W)

関連記事