TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 中国からの資金シフト期待が下支え。消費者物価で銀行株高、大林組の資本政策変更で建設株人気
速報・市況2024年3月5日

☆[概況/大引け] 中国からの資金シフト期待が下支え。消費者物価で銀行株高、大林組の資本政策変更で建設株人気

大引けの日経平均は11円安の4万97円、TOPIXは13ポイント高の2,719ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は931、下落銘柄数は671。出来高は17億4,166万株、売買代金は5兆1,039億円。
米国株反落を受けて前場の日経平均は安かったが、中国が全人代で発表した5%成長目標は達成が難しいという見方もあり、中国からの資金シフト期待で後場は小幅高になった場面もあった。
2月の東京都区部の消費者物価指数が前年同月比2.5%上昇と1月の1.8%上昇から伸び率が拡大した。2%の物価目標を上回ったため、日銀がマイナス金利を解除するという見方からメガバンクが買われた。
大林組(1802)が資本政策変更と大幅増配を発表したことで急騰し、他のゼネコンにも連想買いが入った。
さくらインターネットと三井E&Sは大幅続伸。
日経平均に採用されたZOZOとディスコが高い。
一方、アドバンテストは反落し、内田洋行は11~1月期が小幅営業赤字で急落した。

業種別上昇率上位は建設、証券、鉱業、銀行、機械で、下落率上位は倉庫運輸、サービス、不動産、海運、化学。(W)

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