TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 中国の軍事演習終了後のリスクオンに期待。東京エレクと任天堂、日本製鉄が高い
速報・市況2022年8月5日

☆[概況/大引け] 中国の軍事演習終了後のリスクオンに期待。東京エレクと任天堂、日本製鉄が高い

大引けの日経平均は243円高の2万8,175円、TOPIXは16ポイント高の1,947ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,359、下落銘柄数は419。出来高は12億1,246万株、売買代金は2兆8,716億円。
中国の台湾周辺での軍事演習が7日(日)で終了すれば、リスクオンになるという期待で、台湾株が買われ、日経平均も2万8,000円に乗せた。
東京エレクトロンと任天堂が買われた。
日本製鉄(5401)は、鋼材需要の減速や原料炭の高騰など事業環境が厳しい中でも、在庫評価損益や高炉改修の影響などを除いた通期の実力事業利益見通しを6,000億円以上と期初目標を据え置いたことが好感された。設備集約による固定費削減、紐付き価格改善、注文構成高度化、海外事業はの選択と集中による収益力の向上を理由に挙げている。
大阪チタニウムは通期黒字見通しと復配を発表し急反発となり、UACJは好決算で急伸した。
一方、シスメックスは大幅減益となり売られた。
IIJは第1四半期決算の通期予想に対する進捗率が低く売られた。

業種別上昇率上位は鉄鋼、その他製品、食品、卸売、証券で、下落は石油、鉱業、銀行、電力ガス。(W)

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