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速報・市況2019年7月16日

☆[概況/大引け] 中国のGDP伸び率鈍化が警戒され日経平均は反落

大引けの日経平均は21,535.25円の150.65円安、TOPIXは1,568.74ポイントの7.57ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は752、値下がり銘柄数は1,302。出来高は10億4,065万株、売買代金は1兆7,423億円。
中国の4~6月期GDPが前年同期比6.2%増と、これまでの最低だったリーマンショック直後で経済が落ち込んだ2009年1~3月期などの6.4%増を下回ったため、今後発表される日本企業の決算が被る悪影響の度合いが懸念され、日経平均は反落した。
ソニーや村田製作所、ファナックが安く、MonotaROの下げも目立った。
その他、日本通運や大成建設といった内需株も調整した。
保険販売自粛でかんぽ生命と日本郵政は上場来安値を更新した。
RPA(6572)は減益決算でストップ安となった。
一方、中国政府がハイブリッド車の優遇検討でトヨタとデンソーは高い。安川電機は反発した。
インターアクションは自社株買い発表が好感され急騰した。
コスモス薬品は10月の消費増税を踏まえても、20年5月期の営業利益予想を減益で提示しなかったことが安心され、大幅続伸となった。
業種別下落率上位は石油、電力ガス、鉱業、精密、紙パルプで、上昇は輸送用機器、ノンバンク、金属、その他製品。

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