TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 円安を好感。米5月新車販売台数の持ち直しで自動車関連が高い
速報・市況2020年6月3日

☆[概況/大引け] 円安を好感。米5月新車販売台数の持ち直しで自動車関連が高い

大引けの日経平均は22,613.76円の288.15円高、TOPIXは1,599.08ポイントの11.40ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,177、値下がり銘柄数は896。出来高は15億5,248万株、売買代金は2兆7,736億円。
景気回復期待を背景にしたリスク選好で1ドル=108円台後半に進んだ円安を受けて、日経平均は朝方22,818円(493円高)まで上昇した。
22,800円の水準では上値が抑制されたため、上げ幅を縮めたが22,500円では下値が堅かった。
米国で5月の新車販売台数は年率1,217万台となり、4月の860万台から前月比41.5%増加して、市場予想の1,100万台を大きく上回った。
これを受けて、マツダ(7261)や日産、SUBARUなどの自動車株が買われ、日本板硝子や自動車用ワイヤーハーネスの住友電工、ブリヂストンも高い。
電子署名の成長性が有望視されているGMOクラウドは4日連続で大幅高となった。
一方、ソフトバンクグループは反落し、NECが売られた。
andfactoryは通期営業赤字予想に下方修正し急落した。
業種別上昇率上位は輸送用機器、非鉄、ゴム、ガラス土石、空運で、下落は電力ガス、食品、紙パルプ、証券、情報通信。

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