TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 円高と時間外NYダウ先物安を受け反落したが、23,300円水準では下値抵抗。電鉄株が売られたが、アスクルは急騰し、デジタル庁関連でCTCが高い
速報・市況2020年9月17日

☆[概況/大引け] 円高と時間外NYダウ先物安を受け反落したが、23,300円水準では下値抵抗。電鉄株が売られたが、アスクルは急騰し、デジタル庁関連でCTCが高い

大引けの日経平均は23,319.37円の156.16円安、TOPIXは1,638.40ポイントの5.95ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は1,116、値下がり銘柄数は931。出来高は11億894万株、売買代金は2兆35億円。
米国FOMCの金利見通しで2023年末までゼロ金利維持が示唆されたため、ドル安円高が進んだ。加えて、時間外取引でNYダウ先物が軟調だったことも影響し、日経平均は反落したが、23,300円の水準では下値抵抗を見せた。
JR東日本と西日本が巨額の営業赤字見通しと大幅減配を発表したため、他の電鉄株も売られた。
円高を受け、いすゞや武蔵精密や住友電工、横浜ゴムといった自動車関連が下落した。
一方、アスクルは新型コロナウイルスの影響で医療機関や中小企業向け医療用品が伸び、通期の営業利益予想を減益から増益に上方修正したため急騰した。
千趣会はJR東日本と資本業務提携すると発表し、ネット通販事業の拡大などを狙うことが注目されストップ高となった。
また、政府によるデジタル庁創設計画で、我が国最高水準の仮想化・通信・IT技術を三位一体で持っている伊藤忠テクノ(4739)が堅調となった。
業種別下落率上位は陸運、空運、非鉄、輸送用機器、鉄鋼で、上昇率上位は倉庫運輸、繊維、海運、小売、ノンバンク。

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