TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 前場はトランプ大統領が追加経済対策の修正を求めたため伸び悩んだ。後場はファイザーとモデルナのワクチンは変異種に対しても有効性が高いという見方から小じっかり
速報・市況2020年12月23日

☆[概況/大引け] 前場はトランプ大統領が追加経済対策の修正を求めたため伸び悩んだ。後場はファイザーとモデルナのワクチンは変異種に対しても有効性が高いという見方から小じっかり

大引けの日経平均は26,516.21円の79.82円高、TOPIXは1,763.48ポイントの2.36ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,158、値下がり銘柄数は942。出来高は9億9,101万株、売買代金は1兆8,106億円。
トランプ米大統領が新型コロナウイルス追加経済対策について、国民への直接給付金の引き上げや無駄な支出の排除などの修正を求め、現行のままでは署名しない意向を示したため、前場の日経平均は伸び悩んだ。
だが、ファイザーとモデルナのワクチンは変異種に対しても有効性が高いという見方から後場は小じっかりとなった。
新型コロナウイルスの感染拡大により、医療現場が崩壊するという危機意識が強まっており、感染者以外の来院をできるだけ減らすことに役立つオンライン診療の恒久化を急ぐべきという見方から、メドピアとメディカル・データ・ビジョンが値を飛ばした。
日本オラクルは第2四半期(9~11月期)が17%営業増益となったことで大幅高を演じた。
オリエンタルランドはチケットの変動価格制導入を発表したことで上昇した。
半面、ソフトバンクグループは続落となった。
政府が2030年代半ばまでに新車販売を電動車にする目標について、軽自動車も対象に含める方針と報じられたため、開発費や電池の費用負担により軽自動車の強みである低価格を維持できなくなるという見方からスズキは売られた。
業種別上昇率上位はサービス、医薬品、電機、水産農林、電力ガスで、下落率上位はゴム、非鉄、繊維、海運、銀行。

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