TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 前場一時下落したが米大統領が米中合意は無傷と述べたことで戻した。中国がハイブリッド車優遇でハイブリッド車関連が高い
速報・市況2020年6月23日

☆[概況/大引け] 前場一時下落したが米大統領が米中合意は無傷と述べたことで戻した。中国がハイブリッド車優遇でハイブリッド車関連が高い

大引けの日経平均は22,549.05円の111.78円高、TOPIXは1,587.14ポイントの8.05ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,358、値下がり銘柄数は706。出来高は11億9,280万株、売買代金は2兆2,716億円。
ナバロ米大統領補佐官(通商担当)が「中国との通商交渉は終わった」と発言したことを受けて、前場は一時下落したが、トランプ大統領が「中国との貿易合意は全く損なわれていない」と述べたため、前引けにかけて戻した。
後場は高値圏保ち合いとなったが、大引け間際に上げ幅を削った。
中国がハイブリッド車の優遇政策を決めたため、トヨタやデンソーが買われ、ハイブリッド用の回生ブレーキ部品に参入している安永(7271)はストップ高となった。
オリエンタルランドは7月1日に再開する方向と報じられ上昇した。
22日の経済財政諮問会議では、行政のデジタル化が遅れていることで給付金の支給といった新型コロナウイルスへの対応が後手に回ったことを受け、社会全体のデジタル化をこの1年で集中的に推し進める方針を示した。
これを受けて、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連のネットワンシステムズが高い。
一方、任天堂は続落となり、DLEは信用取引規制の強化でストップ安となった。
業種別上昇率上位は輸送用機器、ノンバンク、倉庫運輸、ゴム、繊維で、下落率上位はその他製品、紙パルプ、鉱業、空運、小売。

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