TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反発。ソフトバンクGが買われ、パナソニックはワクチン保冷器で人気。日本M&Aセンターが反発し、ZOZOが高い。一方、半導体関連とレノバは反落
速報・市況2021年1月21日

☆[概況/大引け] 反発。ソフトバンクGが買われ、パナソニックはワクチン保冷器で人気。日本M&Aセンターが反発し、ZOZOが高い。一方、半導体関連とレノバは反落

大引けの日経平均は28,756.86円の233.60円高、TOPIXは1,860.64ポイントの11.06ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,288、値下がり銘柄数は785。出来高は11億4,447万株、売買代金は2兆4,955億円。
米国株最高値更新を受けて、日経平均は反発。
中国のアリババグループの創業者のジャック・マー氏が88日ぶりに公の場に姿を現したことでアリババ株が買われたため、出資しているソフトバンクグループも上昇した。
パナソニック(6752)は新型コロナウイルスのワクチン輸送・保管向けの保冷容器を開発したことで賑わい、三菱ケミカルも抗ウイルスの布地を発表したことで買われた。
M&Aの仲介で売り手と買い手の双方から手数料を得ることは、利益相反の観点から規制されるという懸念で売られてきた日本M&Aセンターには、リバウンド狙いの買いが入った。
その他、新型コロナウイルスワクチンの接種が5月下旬開始観測で、若年層のアルバイト環境改善期待からディップが買われ、購買力が向上すれば恩恵を受けるという見方からファッションECのZOZOも高い。
一方、昨日の米国で半導体関連株は利益確保の売りに押されたため、東証でもSCREENやアドバンテストは反落した。
バイデン大統領は就任初日に地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰を表明したが、市場ではいったん材料出尽くしと受けとめられ、環境関連のレノバは反落した。
業種別上昇率上位はサービス、情報通信、金属、石油、建設で、下落率上位はその他製品、銀行、電力ガス、鉱業、保険。

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