TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反発。ソフトバンクGはMBOも選択肢という予想から6日ぶりに反発。キリン堂はTOB観測でストップ高。海運株が大幅続伸。インドのバッタ禍でスズキは続落
速報・市況2020年9月10日

☆[概況/大引け] 反発。ソフトバンクGはMBOも選択肢という予想から6日ぶりに反発。キリン堂はTOB観測でストップ高。海運株が大幅続伸。インドのバッタ禍でスズキは続落

大引けの日経平均は23,235.47円の202.93円高、TOPIXは1,624.86ポイントの19.46ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,523、値下がり銘柄数は562。出来高は11億5,119万株、売買代金は2兆1,663億円。
米国株の反発が安心され、東証も切り返した。
ソフトバンクグループは、SMBC日興証券がMBO(マネジメントバイアウト)も選択肢にあると予想したため、6日ぶりに反発した。
ドラッグストアのキリン堂(3194)は、短期的な利益を追求せずに事業価値を高めるために東証1部の上場廃止を検討していて、米投資ファンドのベインキャピタルがTOBで完全子会社化するという観測を共同通信が報じたため、ストップ高となった。
野村証券が8日にコンテナ船業界の健全化を予想したことで海運3社は買われたが、2月急落時の信用期日明けに加え、6月高値を抜けたことで、上昇が加速した。
楽天は岡三証券による投資判断引き上げを好感。
機械受注統計が予想以上だったため、ファナックと日本電産は高い。
西村経済再生担当大臣が、イベント開催で現在5千人としている入場人数を19日にも緩和する可能性があると述べたことを受け、チケット販売のぴあは急騰した。
一方、中国ファーウエイに対する米国の輸出規制の猶予期間が14日に終了するため、東京エレクトロンとアドバンテストは下落した。
インドは新型コロナウイルスによる打撃に加えて、アフリカ東部で発生したバッタの大群が大量に侵入し、農作物が食い荒らされ、経済悪化が更に深刻化するという懸念が抱かれているため、スズキは続落となった。
業種別上昇率上位は海運、ガラス土石、ノンバンク、ゴム、建設で、下落業種はなし。

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