TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反発。ファーストリテが買われ、資生堂はみずほ証券が格上げ。MonotaROは第1四半期の売上高が計画を下回るペースで下落
速報・市況2021年4月13日

☆[概況/大引け] 反発。ファーストリテが買われ、資生堂はみずほ証券が格上げ。MonotaROは第1四半期の売上高が計画を下回るペースで下落

大引けの日経平均は29,751.61円の212.88円高、TOPIXは1,958.55ポイントの3.96ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,111、値下がり銘柄数は975。出来高は10億1,661万株、売買代金は2兆3,028億円。
前日の日経平均は229円安となったが、東証1部全体では上昇銘柄が6割近かったため、底堅いと受け止められ、本日は買いが入り反発した。
ファーストリテイリングは中華圏の牽引により中長期での成長が続くと予想した大和証券が目標株価を9万2,000円に引き上げた。
資生堂は中国主導の業績回復局面入りを予想したみずほ証券が投資判断を引き上げた。
ジャフコは今後のファンドの規模が拡大することで、利益水準の上昇に期待ができると予想した野村証券がレーティングを高めた。
TOYO TIREと横浜ゴムは、クレディ・スイスが新規に強気判断を発表したことに刺激を受けた。汎用タイヤは新興国メーカーによる価格攻勢で競争激化が続く公算が大きいが、TOYO TIREは北米ライトトラックタイヤというニッチ市場をターゲットにしており、横浜ゴムは農業機械用、産業車両用、建設車両用、林業機械用など幅広い用途向け「オフハイウェイタイヤ事業」という差別化戦略を評価した。
一方、日本ケミコンは材料費上昇分を顧客に転嫁することが難しいと予想したモルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を「Underweight」に下げたことで売られた。
工具通販のMonotaRO(3064)は3月の売上高を発表したが第1四半期の売上高が、会社の上期単体売上計画を下回るペースだったため、下落した。
業種別上昇率上位は鉄鋼、証券、ガラス土石、小売、保険で、下落率上位は空運、電力ガス、陸運、鉱業、海運。

関連記事