TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反発。香港株大幅続伸、ナスダック100先物小幅高が支えに。ソニーとエムスリーが反発。伊藤忠は自社株買い発表を好感。海運は続落
速報・市況2022年1月20日

☆[概況/大引け] 反発。香港株大幅続伸、ナスダック100先物小幅高が支えに。ソニーとエムスリーが反発。伊藤忠は自社株買い発表を好感。海運は続落

大引けの日経平均は305円高の2万7,772円、TOPIXは18ポイント高の1,938ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,559、値下がり銘柄数は539。出来高は12億8,247万株、売買代金は3兆1,657億円。
日経平均は反発。前日の急落は行き過ぎという見方や中国の2カ月連続利下げで、香港市場が不動産株中心に買われ、ハンセン指数が大幅続伸となったことや、時間外取引でナスダック100指数先物が小幅高となり今晩の米国株に対する不安が後退したことも支援要因となった。
ソニーグループは前日の下げ幅に対して、4割を取り戻した。ソニーグループもゲーム開発分野の買収を積極的に行っており、自社スタジオを拡充していることや、PlayStation Plusと、400タイトル以上のフリープレイを楽しむことができるPlayStation Nowが統合されればユーザーの離反を防ぐことができるという期待がある。
その他、自社株買いを発表した伊藤忠が買われた。
ベルシステム24(6183)はコロナ関連のスポット売上の反動減が株式市場の懸念ほど大きくはないとみずほ証券が指摘し、投資判断を「中立」→「買い」に引き上げたことで買われた。
コロナワクチン接種支援関連で、9月下旬から調整が続いていたエムスリーが切り返した。
一方、ロシアとウクライナの軍事的緊張が警戒され、海運株は続落となった。
業種別上昇率上位は精密、サービス、その他製品、食品、卸売で、下落は海運、保険、鉱業、銀行、石油。(W)

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