TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反発。高配当利回りの銀行株が買われ、海運や非鉄、鉄鋼も高い。ソフトバンクGと半導体関連は下落
速報・市況2021年3月25日

☆[概況/大引け] 反発。高配当利回りの銀行株が買われ、海運や非鉄、鉄鋼も高い。ソフトバンクGと半導体関連は下落

大引けの日経平均は28,729.88円の324.36円高、TOPIXは1,955.55ポイントの26.97ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,925、値下がり銘柄数は228。出来高は12億4,341万株、売買代金は2兆7,080億円。
日経平均は5日ぶりに反発した。
29日の権利付き最終日を前に高配当利回りの銀行株が買われ、三菱UFJFGや三井住友FG、りそなHD、あおぞら銀行が高い。
経済正常化期待からファナックやSMCなどの設備投資関連と海運株や非鉄株、鉄鋼株も高い。
日本アジアグループ(3751)は、TOBを発表している旧村上ファンド系投資会社のシティインデックスイレブンスによる持ち株比率が上昇していたため、大幅高となった。
一方、米証券取引委員会(SEC)が、米国株式市場から中国企業を締め出すことを狙って、公開企業会計監視委員会の監査に3年連続で従わなかった外国企業の上場を禁止する規則を開始したため、アリババの米国預託証券(ADR)が下落し、ソフトバンクグループは含み益減少懸念で売られた。
その他、東京エレクトロンやレーザーテックなどの半導体関連が下落し、日野自動車といすゞが反落した。
業種別上昇率上位は海運、非鉄、鉱業、鉄鋼、水産農林で、下落業種はなし。

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