TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反落。カリフォルニア州の屋内活動再禁止と南シナ海で米中の緊張が高まることを警戒。大手不動産は続伸
速報・市況2020年7月14日

☆[概況/大引け] 反落。カリフォルニア州の屋内活動再禁止と南シナ海で米中の緊張が高まることを警戒。大手不動産は続伸

大引けの日経平均は22,587.01円の197.73円安、TOPIXは1,565.15ポイントの7.87ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は814、値下がり銘柄数は1,263。出来高は10億9,642万株、売買代金は1兆9,778億円。
日経平均は反落。
米カリフォルニア州が新型コロナ感染拡大に歯止めがかからないこと受け、レストランの屋内営業を再び禁止したため、経済への悪影響が警戒された。
加えて、米国のポンペイオ国務長官が「中国の南シナ海のほぼ全域における海洋権益の主張は、完全に違法」と発表したため、米中の緊張が高まることも不安視された。
中国関連の安川電機と半導体関連のアドバンテストが売られた。
その他、新型コロナウイルスの感染回避で委縮が長引くことから、日本航空やJR東海、ぐるなびが安く、フィットネスクラブのカーブスは通期大幅減益予想で下落した。
一方、三井不動産を始めとした大手不動産は続伸となった。
人材サービスのライク(2462)が決算発表で買われ大幅高。
業種別下落率上位は水産農林、空運、陸運、サービス、鉱業で、上昇率上位は不動産、保険、証券、銀行、非鉄。

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