TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反落し金融株が安い。トヨタは円安で買われたが、物色は中小型株に向かい、ラクーンが急騰。米インフラ投資計画の恩恵期待で大和工業が高い
速報・市況2021年3月31日

☆[概況/大引け] 反落し金融株が安い。トヨタは円安で買われたが、物色は中小型株に向かい、ラクーンが急騰。米インフラ投資計画の恩恵期待で大和工業が高い

大引けの日経平均は29,178.80円の253.90円安、TOPIXは1,954.00ポイントの23.86ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は491、値下がり銘柄数は1,650。出来高は13億2,588万株、売買代金は2兆9,084億円。
日経平均は反落。野村HDに続き、三菱UFJ証券も米国顧客との取引損失を出したため他の金融株も売られた。
日立やNTT、セブン&アイやイオンが安い。
一方、1ドル=110円台の円安を支えにトヨタは買われた。
ただし、物色は中小型株に向かい、ゲームの「ウマ娘 プリティーダービー」が人気となっているサイバーエージェントや、企業間電子商取引「スーパーデリバリー」を運営しているラクーンが買われた。
今晩、バイデン米大統領がインフラ投資計画を発表するため、米国に合弁会社を持つ大和工業(5444)は鋼材出荷が増えるという期待が託された。
航空機リース商品のジャパンインベストメントアドバイザーは、米国で国内線と短距離国際線の航空需要が急速に回復していることで買われた。
業種別下落率上位は銀行、ゴム、ノンバンク、陸運、金属で、上昇は輸送用機器と鉄鋼。

関連記事