TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 大学ファンドへの期待を背景に反発。自動車や精密、段ボール関連が高い
速報・市況2022年1月17日

☆[概況/大引け] 大学ファンドへの期待を背景に反発。自動車や精密、段ボール関連が高い

大引けの日経平均は209円高の2万8,333円、TOPIXは9ポイント高の1,986ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は962、値下がり銘柄数は1,120。出来高は9億9,587万株、売買代金は2兆3,178億円。
政府が年度内に運用を開始する10兆円規模の大学ファンドについて、19日の総合科学技術・イノベーション会議の専門調査会で、支援先大学や支援額などが取りまとめられる予定。
大学ファンドからの資金流入期待で、日経平均は反発した。
トヨタやホンダが堅調で、ファーストリテテイリングや任天堂、HOYAやオリンパスが買われた。好決算でベイカンレントとSHIFTが大幅高となった。
その他、ウクライナ情勢緊迫化で石油関連が上昇した。
2月から段ボールを値上げする王子HDとレンゴー(3941)が採算改善期待で高い。
一方、レーザーテックの調整は続き、日本製鉄が一服。
スノーピークは12月増収率の伸び率鈍化で大幅安となり、アウトソーシングは第3四半期が前四半期比19%営業減益で下落した。
業種別上昇率上位は鉱業、ゴム、紙パルプ、輸送用機器、精密で、下落率上位は鉄鋼、海運、保険、金属、非鉄。(W)

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