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速報・市況2020年4月3日

☆[概況/大引け] 大引けにかけてもみ合い水準に戻した。日本取引所やSOMPOが高い

大引けの日経平均は17,820.19円の1.47円高、TOPIXは1,325.13ポイントの4.74ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は467、値下がり銘柄数は1,653。出来高は14億9,911万株、売買代金は2兆3,669億円。
サウジアラビアとロシアの原油減産合意期待で、日経平均は反発して始まったが、土日の間に緊急事態宣言が発令されたらという警戒感から後場は下落に転じた。
だが、ロックダウン(都市封鎖)という言葉が独り歩きしており、必要以上にリスクが強調されているという見方もあり、大引けにかけてもみ合い水準に戻した。
空運と鉄鋼、自動車の調整が継続し、NECや富士通も安い。
臨時休業を発表した鳥貴族は最安値を更新し、ラウンドワンは急落した。
こうした中、ドイツ政府が新型コロナウイルスの治療のため「アビガン」を大量調達すると報じられたため、富士フイルムHDは買われた。
さらに「アビガン」の原料となるマロン酸ジエチルを富士フイルムHDに供給することになったデンカはストップ高となった。
その他、日本取引所グループ(8697)が堅調となり、SOMPOなど保険株も高い。
業種別下落率上位は空運、輸送用機器、鉄鋼、金属、海運で、上昇率上位は鉱業、保険、電力ガス、石油、ノンバンク。

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