TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 大引けにかけて下げ幅縮小。レーザーテックやSUMCO、日本ユニシス、資生堂が売られ、任天堂やスクエニ、島津は好決算で高い
速報・市況2020年8月7日

☆[概況/大引け] 大引けにかけて下げ幅縮小。レーザーテックやSUMCO、日本ユニシス、資生堂が売られ、任天堂やスクエニ、島津は好決算で高い

大引けの日経平均は22,329.94円の88.21円安、TOPIXは1,546.74ポイントの3.14ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は908、値下がり銘柄数は1,183。出来高は11億8,938万株、売買代金は2兆2,781億円。
今晩の米国で雇用統計が発表されることや日本の3連休を控え、東証は3日続落となった。香港株続落が重石となり、日経平均は一時22,204円(213円安)となったが、終盤に下げ幅を縮めた。
レーザーテックは受注計画が期ずれを除けば実質前期比12%減だったことで大幅続落となり、SUMCOは上期30%営業減益で計画未達となったことで大幅安となった。
日本ユニシスは第1四半期の受注高が前年同期比18.8%減となり、急落した。
資生堂は上期の営業赤字が34億円となり、通期の営業利益予想をゼロとしたため売られた。
一方、好決算を発表した任天堂とスクエニHDは買われた。
島津製作所は中国で医薬品向けの液体クロマトグラフと漢方薬の残留農薬分析のガスクロマトグラフ質量分析計の売上高が伸び、好決算となったことで急騰した。
日本電子材料はフラッシュメモリ向けプローブカードが好調で業績が拡大したためストップ高となった。
近鉄エクスプレス(9375)は第1四半期の営業利益が前年同期比倍増となったことで買われた。航空便が削減されたことで東アジアの航空貨物の運賃原価が約2倍に上昇したが、ほぼ顧客に転嫁し、費用抑制で利益が拡大した。野村証券では運輸セクターのトップピックの1社と評価し、目標株価を2,200円→2,800円に引き上げた。
業種別下落率上位は非鉄、金属、化学、水産農林、鉄鋼で、上昇率上位は空運、鉱業、その他製品、陸運、海運。

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