TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 大引けにかけて下げ幅縮小。空運と銀行が大幅安で、人工呼吸器関連と新型肺炎治療薬、巣ごもりゲーム関連は高い
速報・市況2020年3月30日

☆[概況/大引け] 大引けにかけて下げ幅縮小。空運と銀行が大幅安で、人工呼吸器関連と新型肺炎治療薬、巣ごもりゲーム関連は高い

大引けの日経平均は19,084.97円の304.46円安、TOPIXは1,435.54ポイントの23.95ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は492、値下がり銘柄数は1,620。出来高は19億2,444万株、売買代金は3兆1,480億円。
新型コロナウイルス感染拡大と、志村けんの死亡が驚かれ、日経平均は前場に一時18,578円(811円安)まで売られた。
大引けにかけて下げ幅を縮め、19,000円台を回復したが、配当落ち分(180円弱)以上に反落した結果となった。
ANAなどの空運の下げが大きく、ぴあはコンサートやスポーツ興行の中止長期化で打撃を受けることが警戒され下落率上位となった。
企業倒産が増加すると貸倒れが増えるという懸念から三井住友FGなど銀行株の下落も目立った。
一方、政府による人工呼吸器増産要請を受けて、日本光電(6849)が大幅続伸となり、新型肺炎治療薬の富士フイルムと日医工や感染症対策関連の日本エアーテックも高い。
その他、テレワーク関連のブイキューブはストップ高となり、巣ごもりゲーム関連の任天堂とスクエニも堅調だった。
業種別下落率上位は空運、銀行、保険、石油、機械で、上昇率上位は電力ガス、食品、医薬品、ゴム、繊維。

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