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速報・市況2019年6月14日

☆[概況/大引け] 小幅高。SQ算出日だったが売買代金は低調

大引けの日経平均は21,116.89円の84.89円高、TOPIXは1,546.71ポイントの5.21ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,303、値下がり銘柄数は737。出来高は10億6,848万株、売買代金は2兆18億円。
中東におけるタンカー攻撃を受けて、朝方は小幅安だったが、来週の米FOMCで次回以降の利下げが示唆されるという期待が下支え要因となり、小幅高となった。
ただし、本日はSQ算出日だったにも関わらず売買代金は低調だった。
ソニー(6758)はヘッジファンドの米サード・ポイントが、エンタテインメント部門と半導体部門のスピンオフ(分離・独立)を実施するよう求めたことで高い。
政府が、信号機を5G基地局として開放すること盛り込んだIT戦略を閣議決定したため、5G関連のアンリツ(6754)が買われた。
その他、日本ユニシス(8056)やネットワンシステムズ(7518)といったIT関連が上昇した。
半面、米半導体大手のブロードコムが売上高見通しを下方修正し、急落した影響で、東京エレクトロンが売られた。太陽誘電や安川電機も安い。
タンカー攻撃が警戒され海運株が軟調だった。
業種別上昇率上位は鉱業、紙パルプ、石油、小売、情報通信で、下落率上位は水産農林、海運、電力ガス、ゴム、繊維。

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