TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 序盤は急反発したが伸び悩んだ。ダイキンが買われ、インフォコムとツムラがストップ高。トヨタとSCREEN、IIJは安い
速報・市況2024年5月10日

☆[概況/大引け] 序盤は急反発したが伸び悩んだ。ダイキンが買われ、インフォコムとツムラがストップ高。トヨタとSCREEN、IIJは安い

大引けの日経平均は155円高の3万8,229円、TOPIXは14ポイント高の2,728ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は902、下落銘柄数は701。出来高は23億2,067万株、売買代金は5兆3,172億円。
NYダウ7日続伸とオプションSQによる買いを受けて、日経平均は序盤に667円高の3万8,741円と急反発したが、週末の手仕舞いで伸び悩んだ。
ダイキン工業は今期の為替前提が1ドル=138円なので、利益計画上振れが期待され、大幅高となった。
川崎重工は野村証券がまだ利益成長サイクルの入り口と述べ、目標株価を引き上げたため続伸となった。
海運株や不動産株が高い。
ツムラは今期の大幅増益と大幅増配予想でストップ高。
電子コミックサービス大手「めちゃコミック」を運営するインフォコム(4348)は、親会社の帝人が持ち分全ての売却を目指しており、5月中旬に予定される2次入札には、ソニーG傘下のソニー・ミュージックエンタテインメントのほか、米投資ファンドのブラックストーン、KKRが応札する模様と報じられ、ストップ高となった。
トヨタと日産は売られ、SCREENは株主還元強化が物足りず大幅安。
IIJは前期決算が計画未達で急落した。

業種別上昇率上位は海運、石油、金属、その他製品、鉱業で、下落率上位は紙パルプ、輸送用機器、ノンバンク、電機、鉄鋼。(W)

関連記事