TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は反発し、東京エレクの今期見通しを好感。ただし、TOPIXはもみ合い。移動自粛全面解除で空運が高い
速報・市況2020年6月19日

☆[概況/大引け] 日経平均は反発し、東京エレクの今期見通しを好感。ただし、TOPIXはもみ合い。移動自粛全面解除で空運が高い

大引けの日経平均は22,478.79円の123.33円高、TOPIXは1,582.80ポイントの0.29ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は1,043、値下がり銘柄数は1,033。出来高は15億5,593万株、売買代金は2兆8,398億円。
東京エレクトロン(8035)が今期の営業利益見通しを前期比16%増益の2,750億円と掲げ、アナリスト予想平均の11%増益の2,623億円を上回ったため、日経平均の上昇にも貢献した。
ただし、トヨタやソニー、三井住友FGは小幅安となり、鉄鋼株と非鉄株が売られたため、TOPIXはもみ合いだった。
東京エレクトロンの取引先の半導体メーカーに設備投資を決断させている需要増加要因の1つに5G向けも入っているため、5G関連のアンリツも連想で買われた。
その他、政府が県境をまたぐ移動自粛の全面解除を表明したことを受けて、日本航空やANAが上昇した。
ペッパーフードは「ペッパーランチ」の売却益で「いきなり!ステーキ」の立て直しを図ると報じられ、ストップ高となり、西松屋チェーンも業績上方修正でストップ高を演じた。
GSIクレオスは、新型コロナウイルスを破壊するスイスのリビングガード社のマスクを販売していることで関心を集めた。
業種別上昇率上位は空運、証券、精密、水産農林、小売で、下落率上位は鉄鋼、非鉄、海運、ゴム、保険。

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