TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は反発し高値引け(28,822円の190円高)。ルネサスエレクや三菱ケミカル、医薬品が高い
速報・市況2021年1月25日

☆[概況/大引け] 日経平均は反発し高値引け(28,822円の190円高)。ルネサスエレクや三菱ケミカル、医薬品が高い

大引けの日経平均は28,822.29円の190.84円高、TOPIXは1,862.00ポイントの5.36ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,449、値下がり銘柄数は654。出来高は10億1,645万株、売買代金は2兆1,050億円。
日経平均は反発し高値引けとなった。
自動車を中心に世界で半導体が足りない中、独米日など各国政府が台湾当局に半導体増産などの協力を要請していることが分かったと報じられ、車載用半導体に強みを持つルネサスエレクトロニクスや半導体の増産で恩恵を受けると期待された半導体検査用プローブカードの日本マイクロニクスが物色された。
三菱ケミカルはBofA証券が投資判断を「アンダーパフォーム」→「買い」に引き上げたことで買われ、住友化学は三菱UFJモルガン・スタンレー証券による投資判断引き上げで上昇した。
その他、米国モデルナ社の新型コロナワクチンの日本国内向け製造を担当する武田薬品や、アルツハイマー病予防薬の治験を来月にも日本で始めるエーザイも高い。
協和キリン(4151)はモルガン・スタンレーMUFG証券が、2021年は業績成長と新薬浮上が同時進行する魅力的な年と述べ、投資判断を引き上げたため関心を集めた。
一方、ソフトバンクグループと任天堂、ソニーは値下がりとなり、パナソニックも安い。
海運株が売られ、大成建設や住友林業といった建設株も下落した。
業種別上昇率上位は医薬品、繊維、サービス、電力ガス、非鉄で、下落率上位は海運、建設、金属、鉱業、ゴム。

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