TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は小幅続伸もTOPIXはマイナス。イベント前で薄商い継続。
速報・市況2019年6月17日

☆[概況/大引け] 日経平均は小幅続伸もTOPIXはマイナス。イベント前で薄商い継続。

大引けの日経平均は21,124.00円の7.11円高、TOPIXは1,539.74ポイントの6.97ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は570、値下がり銘柄数は1,483。出来高は9億3,471万株、売買代金は1兆6,498億円。重要イベントを前に様子見姿勢が強まり売買高は低調のまま。今週はFOMC(米連邦公開市場委員会)、そして来週末にはG20(20カ国・地域首脳会談)といった重要イベントが控えていることから、積極的な売買は見送られた。香港の大規模デモへの影響も懸念もされたが、香港ハンセン指数や上海総合指数が上昇していることから日経平均株価も売り込む動きは見られなかった。前週末の米国市場で半導体株が下げた影響から、東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)が下落し指数の重しとなったが、ソフトバンクG(9984)やファーストリティリング(9983)が確りとした値動きとなったことで日経平均は底堅い展開となった。決算内容を好感されたフリービット(3843)やオハラ(5218)が急騰。自社株買いを材料視されたZUU(4387)は一時ストップ高となり、株式分割を発表したシノプス(4428)も大幅上昇。一方、5月の既存店売上高が前年同月比26.6%減となったペッパーフードサービス(3053)は下落。任天堂(7974)も終始さえない値動きとなった。

業種別上昇率上位は鉱業、水産・農林、海運、石油・石炭、保険。対して下落率上位は電気・ガス、鉄鋼、ガラス・土石、医薬品、金属製品。

 

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