TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は197円高で高値引けだが、東証1部全体では下落銘柄数の方が多い。上昇を牽引したのは値がさハイテク株と水素関連と風力発電関連
速報・市況2020年12月28日

☆[概況/大引け] 日経平均は197円高で高値引けだが、東証1部全体では下落銘柄数の方が多い。上昇を牽引したのは値がさハイテク株と水素関連と風力発電関連

大引けの日経平均は26,854.03円の197.42円高、TOPIXは1,788.04ポイントの9.63ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は724、値下がり銘柄数は1,377。出来高は10億914万株、売買代金は1兆9,642億円。
トランプ大統領が新型コロナ追加対策法案に署名したことが安心され、日経平均は反発し高値引けとなった。ただし、東証1部全体では下落銘柄数の方が多い。
任天堂とソニーが買われ、村田製作所と東京エレクトロン、TDKが高い。
三菱重工は水素製鉄設備で賑わい、水素関連の川崎重工も好調が継続。
風力発電関連の駒井ハルテックとユアテックが値を飛ばした。
金融庁が年度内にも金融機関に対し、複数の手段で本人確認する「多要素認証」を義務付ける方針と報じられ、オンライン本人確認システムを提供しているショーケース(3909)は恩恵を受けると期待されストップ高となった。
一方、新型コロナウイルスの変異種を受けて、政府は12月26日に全世界からの外国人の新規入国を来年1月末まで停止すると発表したため、日本航空とANAが売られた。
ニトリは通期業績予想の上方修正を見送ったことで安い。
業種別上昇率上位はノンバンク、電機、陸運、電力ガス、その他製品で、下落率上位は海運、空運、鉱業、倉庫運輸、証券。

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