大引けの日経平均は256円高の2万9,916円、TOPIXは22ポイント高の2,063ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,477、値下がり銘柄数は602。出来高は12億5,738万株、売買代金は3兆4,335億円。
政治刷新への期待と新型コロナウイルスの新規感染者数鈍化が好感され、日経平均は朝方一時3万円に乗せた。
ソフトバンクグループが買われ、JR東日本とANAも高い。
日経平均に採用が決まった村田製作所と除外を免れた東邦亜鉛が上昇した。
NIPPOは株式非公開化の観測報道で、買取価格が高水準になるという見方からストップ高となった。
ACCESS(4813)は上期営業赤字だったが、ネットワーク事業ではターゲット市場の各領域で商用採用が増加しているため、今後の業績改善が期待され、ストップ高となった。
一方、大手海運株は一服となり、日経平均への新規採用期待が外れたZOZOは売られた。
ヤクルトは中国で誇大広告による罰金を受けたため下落した。
業種別上昇率上位は空運、情報通信、陸運、倉庫運輸、水産農林で、下落は紙パルプ、金属、海運。(W)