TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は493円高の22,784円と高値引け。米新型コロナ治療薬への期待を背景に全面高となり、鉄鋼や空運、輸送用機器が高い
速報・市況2020年7月13日

☆[概況/大引け] 日経平均は493円高の22,784円と高値引け。米新型コロナ治療薬への期待を背景に全面高となり、鉄鋼や空運、輸送用機器が高い

大引けの日経平均は22,784.74円の493.93円高、TOPIXは1,573.02ポイントの37.82ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は2,032、値下がり銘柄数は126。出来高は12億1,591万株、売買代金は2兆1,386億円。
米ギリアド・サイエンシズの新型コロナ感染症治療薬の「レムデシビル」が死亡率を低下させる可能性を示したことで、先週末の米国株は反発し、週明けの東京株式市場も主力株が買われた。日経平均は高値引け。
ソフトバンクグループやソニー、トヨタ、メガバンクが高く、鉄鋼株と空運株も上昇した。
テレワークによりオフィス用複合機の需要減退が危惧されているキヤノンとオフィス需要減退懸念で敬遠されている三井不動産も5日ぶりに反発した。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大が続いているため、繰り返し洗濯し使用できる医療用ガウンを販売しているナガイレーベン(7447)も物色され、4月17日に付けた年初来高値を更新した。
一方、DRAM価格の下落を受けて東京エレクトロンは続落となり、安川電機は中国の第2四半期の受注は第1四半期比で減少する可能性が高いと説明したため小幅安となった。
業種別上昇率上位は鉱業、鉄鋼、空運、輸送用機器、非鉄で、下落業種はなし。

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