TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は5日ぶりに小反落。PBR1倍で買い進みにくく、米中対立も上値抑制要因。陸運や建設、情報通信が安い
速報・市況2020年5月21日

☆[概況/大引け] 日経平均は5日ぶりに小反落。PBR1倍で買い進みにくく、米中対立も上値抑制要因。陸運や建設、情報通信が安い

大引けの日経平均は20,552.31円の42.84円安、TOPIXは1,491.21ポイントの3.48ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は1,005、値下がり銘柄数は1,058。出来高は11億4,829万株、売買代金は1兆9,230億円。
日経平均は経済活動の再開期待で前日までに4連騰し、PBR1倍の水準も回復したため、上値が買いにくく、本日は小反落となった。
トランプ大統領が中国を批判し、米中対立が警戒され、時間外取引でNYダウ先物が下落したことも上値抑制要因となった。
ソフトバンクグループとKDDI、ドコモが売られ、エムスリーも安く、オリエンタルランドは反落した。
その他、東急やJR東日本など陸運株が売られ、大東建託や戸田建設といった建設株も下落した。
一方、自社株買いを発表した太平洋セメントとSOMPOは買われ、アイロムグループは子会社の新型コロナウイルスワクチン開発が、日本医療研究開発機構から研究開発課題として採択されたため急騰した。
また、企業のデジタルトランスフォーメーション支援を行っているシグマクシス(6088)が堅調だった。
業種別下落率上位は陸運、ゴム、水産農林、建設、情報通信で、上昇率上位はガラス土石、鉱業、海運、石油、その他製品。

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