TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は534円安の27,663円。ヘッジファンドによる損失穴埋めの売りが警戒され時間外NYダウ先物下落に連れ安。東京エレクやアンリツが安く、JCRファーマと野村総研は高い
速報・市況2021年1月29日

☆[概況/大引け] 日経平均は534円安の27,663円。ヘッジファンドによる損失穴埋めの売りが警戒され時間外NYダウ先物下落に連れ安。東京エレクやアンリツが安く、JCRファーマと野村総研は高い

大引けの日経平均は27,663.39円の534.03円安、TOPIXは1,808.78ポイントの30.07ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は314、値下がり銘柄数は1,834。出来高は15億7,635万株、売買代金は3兆2,329億円。
ヘッジファンドによる損失穴埋めの売りが警戒され、時間外取引でNYダウ先物が下落したため、日経平均も連れ安となった。
ゲームストップ株の空売りで多額の損失を出したヘッジファンドのシトロン・キャピタルが日本時間23時に大きな発表を行うとツイートしたことで、リスク回避姿勢が強まり一段安となった。
東京エレクトロンは10~12月期の営業利益がアナリスト予想を下回ったことで売られ、アンリツは10~12月期が10%営業減益となり下落した。
東京電力とレノバの下げも目立ち、THKやツガミといった設備投資関連も軟調だった。
一方、JCRファーマは好決算で買われ、大日本住友製薬は9カ月で年間の営業利益計画を大幅に超過したため買われた。
新光電工は通期予想の上方修正で高く、野村総研はSMBC日興証券による目標株価引き上げが好感された。
野村不動産(3231)は通期利益予想の上方修正と自社株買いの発表が歓迎された。
業種別下落率上位は電力ガス、機械、非鉄、空運、ノンバンクで、上昇は不動産、証券、海運。

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