TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は756円高。7日に緊急事態宣言の観測報道を受け、ウイルス感染収束効果が期待され広範囲に上昇
速報・市況2020年4月6日

☆[概況/大引け] 日経平均は756円高。7日に緊急事態宣言の観測報道を受け、ウイルス感染収束効果が期待され広範囲に上昇

大引けの日経平均は18,576.30円の756.11円高、TOPIXは1,376.30ポイントの51.17ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は2,004、値下がり銘柄数は141。出来高は16億7,962万株、売買代金は2兆6,994億円。
政府が7日に緊急事態宣言を出すと、新型コロナウイルスの収束に寄与すると期待され東証は広範囲に上昇した。
政府の緊急経済対策で、新型コロナウイルスへの治療効果が期待される「アビガン」を200万人分確保するとの報道で、富士フイルムと原料供給のデンカは続伸となった。
医療崩壊も危惧されていることから、感染症対策製品の日本エアーテックがストップ高となった。
また、テレワークと学校休校でデータ通信量が急増していると報じられ、NTTを始めとした通信各社が物色された。
メルコ(6676)は教室向けに特化した無線LANルーターを夏に発売する計画があり、学校再開後の商機が期待されストップ高となった。
その他、生産停止などの悪材料は出尽くしたという見方からトヨタや日産など自動車株も高く、海運株と空運株も反発した。
一方、ペプチドリームとニトリは安い。
業種別上昇率上位は海運、証券、輸送用機器、鉱業、情報通信で、下落業種はなし。

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