TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均152円高。ソフトバンクGが株式非公開化を検討との報道で急騰し、日経平均を113円押し上げた。非鉄や公共投資関連、地銀が高く、通信は下落
速報・市況2020年9月14日

☆[概況/大引け] 日経平均152円高。ソフトバンクGが株式非公開化を検討との報道で急騰し、日経平均を113円押し上げた。非鉄や公共投資関連、地銀が高く、通信は下落

大引けの日経平均は23,559.30円の152.81円高、TOPIXは1,651.10ポイントの14.46ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,619、値下がり銘柄数は471。出来高は11億7,631万株、売買代金は2兆1,982億円。
ソフトバンクグループ(9984)が、傘下の英半導体設計大手アームを米半導体大手エヌビディアに売却すると発表したことや株式非公開化を検討していると報じられたことで急騰し、日経平均の上昇を牽引した。ソフトバンクグループ1銘柄で日経平均を113円押し上げた形となる。
アサヒグループは本日が公募増資の払い込み日だったが、ヘッジファンドなどの買い戻しが入ったと見られ上昇した。
その他、景気敏感セクターの紙パルプや非鉄が買われ、福田組や前田建設といった公共投資関連も高く、業界再編期待で福島銀行や島根銀行といった地銀株も上昇した。
美容家電のヤーマンは巣ごもり消費でネット通販の売上が拡大し好決算となったことで急騰した。
一方、新内閣による通信料金引き下げ圧力が警戒され、KDDIやドコモは続落となった。
先週活躍した商船三井を始めとした海運株は利食い売りで下落した。
コンサルティング会社のプロレドパートナーズは、新型コロナウイルスによる企業活動の制約で、複数のプロジェクトに期ズレが生じ、5~7月期が9.8%営業減益で急落した。
業種別上昇率上位は紙パルプ、非鉄、保険、金属、建設で、下落は海運、ノンバンク、証券。

関連記事