TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均18,000円回復。東京五輪延期既定路線でアク抜け期待と日銀ETF買いへの警戒で買い戻しに拍車
速報・市況2020年3月24日

☆[概況/大引け] 日経平均18,000円回復。東京五輪延期既定路線でアク抜け期待と日銀ETF買いへの警戒で買い戻しに拍車

大引けの日経平均は18,092.35円の1,204.57円高、TOPIXは1,333.10ポイントの41.09ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,748、値下がり銘柄数は394。出来高は22億5,686万株、売買代金は3兆6,191億円。
東京五輪は延期が既定路線となったが、相場はアク抜け期待から大幅続伸となり、日経平均は18,000円を回復した。
昨日は前場に上昇していたにも関わらず、日銀がETFを2,004億円買ったため、下落していなくても日銀は買うということが警戒され、売り方の買い戻しに拍車が掛かった。
ソフトバンクグループは保有資産を売却して、自社株買いと負債削減を実施すると発表したことが好感され大幅続伸となり、米半導体株高を受けて東京エレクトロンは大幅高となった。
FRBによる無制限の量的緩和の決定で、新型コロナウイルス沈静後に過剰流動性の発生が期待され、三菱地所を始めとした不動産株も高い。
新型コロナウイルスによる打撃でこれまでの下落率が大きかった航空券予約サイト運営のエアトリ(6191)はストップ高となった。
一方、丸和運輸機関やJR東海は売られ、サントリー食品や山崎パンといったディフェンシブ株も安い。
業種別上昇率上位は鉱業、不動産、石油、海運、ガラス土石で、下落は陸運、電力ガス、紙パルプ、食品。

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