TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均407円高。中国景気回復期待で上海株高となり、日経平均も上げ幅拡大し、中国関連が高い
速報・市況2020年7月6日

☆[概況/大引け] 日経平均407円高。中国景気回復期待で上海株高となり、日経平均も上げ幅拡大し、中国関連が高い

大引けの日経平均は22,714.44円の407.96円高、TOPIXは1,577.15ポイントの24.82ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,800、値下がり銘柄数が244。出来高は10億2,539万株、売買代金は1兆8,013億円。
中国で財新が3日に発表した6月のサービス業PMI(購買担当者景気指数)は58.4と5月の55から上昇し、2010年4月以来の高水準となった。
中国では自動車販売の回復も際立っていることから、4~6月期のGDPはプラス成長に転じるとの見方が広がり、上海株は5日続伸となり、3,300ポイントを回復した。
週明けの日経平均はもみ合いで始まったが、上海株高に刺激を受けて、上げ幅を拡大した。
中国の景気回復期待で安川電機(6506)や日産自動車、商船三井や日本製鉄、東邦亜鉛に加えて、資生堂も買われた。
5日の日経新聞に、世界の半導体工場はコロナ下でも高稼働という記事が掲載されたため、東京エレクトロンやアドバンテストが高い。
自動車販売のネクステージは上期の営業利益が前年同期比94.6%減益だったが、株価はストップ高となった。緊急事態宣言が解除後の5月下旬以降は販売も回復傾向な上、在庫処分も終了し粗利益率が回復してきているため、通期の通期計画の営業利益を前期比50.7%減益に据え置いたことが買いを誘った。
業種別上昇率上位は証券、海運、鉄鋼、非鉄、機械で、下落業種はなし。

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