TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日銀がETF買い入れをTOPIX型のみとしたため、ファ-ストリテイングが売られ、日経平均は下げ幅拡大。TOPIXは小幅高に
速報・市況2021年3月19日

☆[概況/大引け] 日銀がETF買い入れをTOPIX型のみとしたため、ファ-ストリテイングが売られ、日経平均は下げ幅拡大。TOPIXは小幅高に

大引けの日経平均は29,792.05円の424.70円安、TOPIXは2,012.21ポイントの3.70ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,491、値下がり銘柄数は623。出来高は21億187万株、売買代金は4兆4,456億円。
日銀金融政策決定会合でETFの買い入れがTOPIX型のみとなったため、日経平均は下落した。日経平均への寄与度が大きいファーストリテイリングが売られ、キッコーマンやコナミも悪影響を受ける銘柄として下落した。
一方、TOPIXは上昇し、時価総額が大きいメガバンクやホンダ、日本郵政は買われた。
日銀が長期金利の変動幅拡大を容認したため、国債売買収益拡大期待で、千葉興業銀行や富山第一銀行、大光銀行、山梨中央銀行など地銀が上昇率上位に並んだ。
東芝はUBS証券が「Neutral」→「Buy」に引き上げたことで続伸となった。NAND型フラッシュメモリの価格は4~6月から上昇に転じる見方に変更したため、フラッシュメモリを製造しているキオクシア社(旧東芝メモリ)の持分40%の価値上昇が、東芝株に反映されると判断した。
業種別下落率上位は鉱業、情報通信、ゴム、サービス、その他製品で、上昇率上位は海運、鉄鋼、銀行、証券、不動産。

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