TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 欧米がクリスマス休暇の影響で閑散小動きだったが、半導体関連は高い。海運は一服
速報・市況2021年12月24日

☆[概況/大引け] 欧米がクリスマス休暇の影響で閑散小動きだったが、半導体関連は高い。海運は一服

大引けの日経平均は15円安の2万8,782円、TOPIXは2ポイント安の1,986ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は884、値下がり銘柄数は1,173。出来高は7億4,672万株、売買代金は1兆6,165億円。
欧米がクリスマス休暇の影響で東証は薄商いとなり日経平均は小動きだったが、半導体製造装置のレーザーテックと東京エレクトロン、SCRRENと半導体封止材の住友ベークライト(4203)は上場来高値を更新した。
これまでは自動車の電動化による半導体需要が製造装置の需要拡大要因となっていたが、仮想世界「メタバース」が流行することもサーバー需要を一段と拡大させるため、半導体製造装置メーカーにとっては追い風と期待されている。
ローランドDGは欧米を中心に広告・看板製作用プリンターなどの販売が想定を上回ったことで、通期業績予想を上方修正し、配当予想も引き上げたため急騰した。
イソライト工業は親会社の品川リフラクトリーズが完全子会社化を目指し、株式公開買付(TOB)を行うと発表したため、ストップ高となった。
エーザイと日立は反発。
半面、海運は一服。NTTやJR東日本が売られ、ソフトバンクグループがさえず、第一生命やオリックスも安い。
業種別上昇率上位は機械、ガラス土石、電機、精密、非鉄で、下落率上位は保険、陸運、電力ガス、ノンバンク、情報通信。(W)

関連記事