TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米モデルナのワクチン開発進展でNYダウ先物が買われ、日経平均は反発。中国景気回復期待で機械と鉄鋼が高い
速報・市況2020年7月15日

☆[概況/大引け] 米モデルナのワクチン開発進展でNYダウ先物が買われ、日経平均は反発。中国景気回復期待で機械と鉄鋼が高い

大引けの日経平均は22,945.50円の358.49円高、TOPIXは1,589.51ポイントの24.36ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,860、値下がり銘柄数は260。出来高は12億4,571万株、売買代金は2兆2,092億円。
米モデルナが開発中の新型コロナウイルスワクチンが、第1相臨床試験で被験者全員に免疫反応が見られたため、時間外取引のNYダウ先物が買われ、日経平均も反発した。
中国の景気回復期待を背景に機械株と鉄鋼株が買われ、ファナックとSMCは上場来高値となり、ミスミや阪和興業などの卸売株も高い。
ソニーが買われ、富士通(6702)は在宅勤務拡大に伴うパソコン販売好調と企業側サーバ増強需要、子会社の新光電工のLSIパッケージ好調などに注目した大和証券が目標株価を12,000円→18,000円に引き上げたため上場来高値を更新した。
その他、ショッピングセンターのイズミは上期2ケタ営業増益見通しを示しストップ高となった。
半面、中央銀行がデジタル通貨を検討と報じられ、紙幣・貨幣処理機のグローリーと地銀はさえなかった。
業種別上昇率上位は鉱業、鉄鋼、機械、不動産、卸売で、下落業種はなし。

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