TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米大統領とIOC調整委員長の発言を好感。菅官房長官が不妊治療の保険適用を公約に掲げたため富士製薬とあすか製薬が急騰
速報・市況2020年9月8日

☆[概況/大引け] 米大統領とIOC調整委員長の発言を好感。菅官房長官が不妊治療の保険適用を公約に掲げたため富士製薬とあすか製薬が急騰

大引けの日経平均は23,274.13円の184.18円高、TOPIXは1,620.89ポイントの11.15ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,757、値下がり銘柄数は344。出来高は10億7,485万株、売買代金は2兆941億円。
東証は反発。トランプ大統領が新型コロナウイルスのワクチンについて早ければ10月中にも提供を開始できるという見通しを示したことや、東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長が、新型コロナウイルスの影響で来年に延期された東京五輪はウイルスが「あろうがなかろうが」開催されるとして、再延期や中止はないとの見方を示したことが好感された。
自民党総裁選の演説会で菅義偉官房長官が、少子化対策として「出産を希望する世帯を広く支援するため不妊治療への保険適用を実現する」と表明したことを受けて、富士製薬とあすか製薬(4514)が急騰した。
アフターコロナへの期待で、結婚式のテイクアンドギヴニーズやスポーツクラブの東祥が買われ、テレワークによるオフィス需要減退が警戒されている三井不動産を始めとした不動産株が堅調だった。
一方、巣ごもり関連の任天堂は3日続伸となった。
SMCとダイキン工業といった機械株も安い。
業種別上昇率上位はサービス、食品、鉄鋼、不動産、非鉄で、下落はその他製品、機械、電力ガス。

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