TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米大統領のワクチン接種目標倍増を好感し、全面高。海運や電鉄が高い。新疆ウイグル自治区問題で良品計画は下落
速報・市況2021年3月26日

☆[概況/大引け] 米大統領のワクチン接種目標倍増を好感し、全面高。海運や電鉄が高い。新疆ウイグル自治区問題で良品計画は下落

大引けの日経平均は29,176.70円の446.82円高、TOPIXは1,984.16ポイントの28.61ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,781、値下がり銘柄数は350。出来高は12億8,270万株、売買代金は2兆8,093億円。
バイデン大統領が新型コロナウイルスワクチンの接種目標について、就任100日後となる4月末までに1億回を達成したため、2億回に倍増させたことが好感された。
日経平均は続伸となり、ソフトバンクグループや任天堂、三菱UFJFG、ソニー、トヨタ、東京エレクトロンなどの主力株が買われた。
日本郵船などの海運株が続伸となり、ワクチン普及に伴う経済活動正常化期待で、JR東日本を始めとする電鉄株も高い。
ツムラは中国事業の価値に注目したSMBC日興証券が投資評価を引き上げたことで上昇した。
一方、新疆ウイグル自治区の強制労働問題を批判したナイキやH&Mが、中国で不買運動を受けている。良品計画(7453)も売られたが、「新疆綿」を使用していることで、中国以外の国の投資家から敬遠された可能性がある。
業種別上昇率上位は海運、精密、陸運、ゴム、サービスで、下落業種はなし。

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