TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米7月末利下げ観測で円高進行だが、リスクオン期待で反発
速報・市況2019年7月11日

☆[概況/大引け] 米7月末利下げ観測で円高進行だが、リスクオン期待で反発

大引けの日経平均は21,643.53円の110.05円高、TOPIXは1,578.63ポイントの7.31ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,660、値下がり銘柄数は429。出来高は11億4,081万株、売買代金は1兆7,845億円。
FRB議長の議会証言で、7月末のFOMCにおける利下げ期待が一段と強まり、円高が進行したが、リスクオンへの期待が支えとなり、東証は反発した。
任天堂は「ニンテンドースイッチライト」を9月20日に発売すると発表し賑わった。
バンダイナムコHDは日経平均に採用が決定し、ストップ高となったが、採用期待が外れたDMG森精機は急落した。
トレジャーファクトリーは上期増益予想に上方修正したことでストップ高となり、上期営業減益だったサイゼリヤは第3四半期に増益転換したことで大幅高となった。
ベルシステム24(6183)は第1四半期の営業利益率が上場後の最高水準となったことで買われた。
半面、かんぽ生命は不適切販売問題で大幅続落となり、円高警戒でスズキやケーヒン、三菱自動車が安い。
MonotaROは月次売上高の伸び率が鈍化したことで売られた。
業種別上昇率上位はその他製品、鉱業、水産農林、倉庫運輸、石油で、下落は保険、輸送用機器、証券、機械、非鉄。

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