TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 経済正常化への取り組み期待で日経平均は529円高の21,271円。旅行関連や外食、自動車、不動産株が高い
速報・市況2020年5月26日

☆[概況/大引け] 経済正常化への取り組み期待で日経平均は529円高の21,271円。旅行関連や外食、自動車、不動産株が高い

大引けの日経平均は21,271.17円の529.52円高、TOPIXは1,534.73ポイントの32.53ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,734、値下がり銘柄数は384。出来高は14億7,246万株、売買代金は2兆5,326億円。
緊急事態が解除され、第2次補正予算が発表されたが、中小企業の破綻や廃業が急増しているため、第3次補正予算や第4次補正予算も出てくるといった見方から、経済正常化への取り組みが期待され、大幅続伸となった。
全面高となる中で活躍が目立ったのは旅行関連で、日本航空やANAが大幅続伸となり、日本空港ビルデングや宿泊施設向け予約管理システムの手間いらず(2477)、旅行比較サイト「トラベルコ」を運営しているオープンドアが値上がり率上位に並んだ。
その他、高級レストランのひらまつとペッパーフードなどの外食産業も買われた。
生産再開期待で日産やホンダが上昇し、オフィス需要の減退とテナント減少が危惧されてきた不動産株も巻き返した。
ゲーム開発会社のマーベラスは中国のテンセントの持分法適用会社になる予定と発表し、ストップ高となった。
半面、寿司や釜飯の宅配で巣ごもり消費関連だったライドオンエクスプレスや休校関連のベネッセは売られた。
業種別上昇率上位は空運、海運、輸送用機器、不動産、陸運で、下落業種はなし。

関連記事