TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 経済活動停止の長期化が警戒され続落。空運やノンバンクが下落率上位。居酒屋には上場来安値も
速報・市況2020年4月2日

☆[概況/大引け] 経済活動停止の長期化が警戒され続落。空運やノンバンクが下落率上位。居酒屋には上場来安値も

大引けの日経平均は17,818.72円の246.69円安、TOPIXは1,329.87ポイントの21.21ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は266、値下がり銘柄数は1,872。出来高は16億4,426万株、売買代金は2兆5,703億円。
米国では新型コロナウイルスによる死者が4,000人を超えたが、トランプ大統領は米国内の死者数が10万~24万人に達するとの予測を示した。
経済活動停止の長期化が警戒され、東京株式市場も続落となった。
3月の百貨店売上高が各社4割程度の減収となり、クレディセゾンなどのクレジットカード会社も売られた。
ANAと日本航空は4月の国際線を85%減便することで大幅続落となり、経営環境の厳しさから居酒屋の鳥貴族(3193)やDDホールディングスは上場来安値を更新した。
生産停止を延長したSUBARUも安い。
一方、ソフトバンクグループとファナック、オリエンタルランドは反発し、テルモは人工心肺の増産で買われた。
ヤマダ電機は上限1億株の自社株買いを発表したことが好感された。
政府が全世帯に布マスクを2枚配布すると発表したことで、マスク生産設備を販売開始したヘリオステクノは再度買われた。
業種別下落率上位は空運、ノンバンク、証券、繊維、金属で、上昇は鉱業、石油。

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