TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 続落。不動産株の下げが目立ち、抗菌関連も下落。キヤノンは買われ、機械株の一角が上昇
速報・市況2020年2月26日

☆[概況/大引け] 続落。不動産株の下げが目立ち、抗菌関連も下落。キヤノンは買われ、機械株の一角が上昇

大引けの日経平均は22,426.19円の179.22円安、TOPIXは1,606.17ポイントの12.09ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は620、値下がり銘柄数は1,464。出来高は16億7,717万株、売買代金は3兆96億円。
米国疾病対策センターが米国内での感染拡大に備えるよう警戒を促したため、リスク回避姿勢からNYダウは大幅続落となり、東証も続落となった。
東証は全業種が下落したが、中でも訪日外国人観光客の減退でホテル業者の用地取得や小売業者のテナント取得意欲が後退していることが警戒され、三菱地所(8802)を始めとした不動産株の下げが目立った。
千葉県で新型コロナウイルスへの感染が確認された人のうち3人がスポーツクラブに通っていたことから、同業のルネサンスが敬遠された。
その他、感染症対策製品の日本エアーテックや除菌製品の大幸薬品も売りに押され、テレワーク関連のブイキューブも反落した。
一方、キヤノンは自社株買いの発表と子会社が新型コロナウイルス検査システムの開発を開始で買われた。
キョーリン製薬HDは子会社の杏林製薬でウイルス検出機器を販売していることが材料視された。
三菱化工機やツガミなど機械株の一角が上昇した。
業種別下落率上位は鉱業、不動産、サービス、空運、ゴムで、上昇業種はなし。

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