TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 英アストラゼネカのワクチン開発進展に加えて、EUが復興基金案で合意したことも好感
速報・市況2020年7月21日

☆[概況/大引け] 英アストラゼネカのワクチン開発進展に加えて、EUが復興基金案で合意したことも好感

大引けの日経平均は22,884.22円の166.74円高、TOPIXは1,582.74ポイントの5.71ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,402、値下がり銘柄数は676。出来高は11億5,171万株、売買代金は2兆1,142億円。
英アストラゼネカが開発中の新型コロナウイルスワクチンが初期臨床試験で、強い免疫反応を示したことが好感され、日経平均は上昇した。
英アストラゼネカが開発中の新型コロナワクチンを日本に供給するプロジェクトに参画している第一三共が高い。
加えて、EU首脳会議が7,500億ユーロ(約92兆円)の復興基金案で合意したことを受けて、後場は堅調度合いを増した。個別では欧州売上高の高いアシックス(7936)や浜松ホトニクスが物色された。
ナスダックの最高値更新を受けて、ソフトバンクグループやキーエンスやGMOクラウドが高く、エンジャパンやITメディアといったサービス株も上昇した。
半面、日本製鉄や前田建設、メディパルなどの内需株は売られた。
業種別上昇率上位はサービス、医薬品、電機、その他製品、情報通信で、下落率上位は鉄鋼、電力ガス、建設、海運、ゴム。

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