TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 薄商いの中、続落だが、21,000円の水準では下げ渋り
速報・市況2019年6月26日

☆[概況/大引け] 薄商いの中、続落だが、21,000円の水準では下げ渋り

大引けの日経平均は21,086.59円の107.22円安、TOPIXは1,534.34ポイントの9.15ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は508、値下がり銘柄数は1,552。出来高は9億3,501万株、売買代金は1兆6,814億円。
米国株下落を受けて、東証は続落となり、G20を控え様子見姿勢で薄商いとなったが、日経平均は21,000円の水準では下げ渋りを見せた。
JTやキヤノンは配当落ちで安く、マクセルHDは特別配当の権利落ちで大幅安となった。
ソフトバンクグループやファーストリテイリングが下落し、資生堂や花王、シスメックスといったディフェンシブ株も安い。
ネットワンシステムズ(7518)は人員が大きく拡大していないので、これまでのような急速な利益率改善ペースは期待し難い局面に入ると予想した、みずほ証券が投資判断を「中立」→「アンダーパフォーム」に下げたことで売られた。
一方、LIXILグループ(5938)は瀬戸氏がCEOに復帰したため、業績改善期待が抱かれ急騰した。
米国のマイクロン・テクノロジーが中国のファーウェイへの製品出荷を6月半ばから一部再開したため、東京エレクトロンやアドバンテスト、TDKや太陽誘電が買われた。
日本鋳鉄管(5612)は水道管工事現場での作業負荷を軽減する「推力伝達バンド」を開発・商品化し、川崎市の案件で採用されたため、ストップ高となった。
下落率上位はゴム、化学、精密、情報通信、電力ガスで、上昇は金属、医薬品、海運、非鉄。

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